冬の札幌の旅 その３

２日目夕方に乗り込んだ寝台特急 北斗星。


これは上野駅で撮った写真です。

昨年，サンライズ瀬戸という寝台に乗った時には，なかなか眠れなかったので，
今回も眠れるかしら…，それに行きではなく，帰りだから，眠れなかったら，
疲れがたまって翌日に響くんじゃないか…などと心配していましたが，
まったくもって無用な心配でした。

まず，サンライズと北斗星は部屋の構造が異なっていたのが幸いでした。
サンライズはベッドが線路と平行に置かれているのですが，
これが非常に不自然な感覚を生み，横になっていても少々気分が悪くなるくらいでした。
これに対して北斗星は，線路に対して直角にベッドが置かれているので，
特に違和感を感じませんでした。

また，行きでなく，疲れがたまった帰りだったので，揺れなど気にもならず眠ることができたのもよかったです。

ただ，空はそのために北海道を走っている間に寝てしまい，
函館での機関車の切り替えも，
青函トンネル通過も見ることができず，
それだけが心残りだと言っていますが（笑）。
（ちなみに私は函館に着くまでは，本を読んでましたが，函館で機関車の切り替えで停まっている間に寝てしまいました。）

さて，北斗星と言えば，食堂車グランシャリオ。
こちらの本にも，食堂車で食事をするシーンがあります。

ブルートレインほくとせい (のりものえほん)

• 作者: 関根 栄一
• 出版社/メーカー: 小峰書店
• 発売日: 1989/11
• メディア: 単行本

お値段は高いのですが，せっかくなので記念に…と思ったのですが，
事前予約の夕食を申し込んだ時には時すでに遅く，満員。

仕方なく，夕飯は札幌のデパ地下で買ったものを部屋で食べ，
予約なしの朝食を食べに行くことに決めました。

そして，朝。
「朝食の準備ができました」という放送と同時に部屋を出て，
グランシャリオに向かったのですが，ぎりぎりセーフ。
私と空（お父さんは夕食食べすぎて，いらない，と不参加）の後ろで，満席に。
私たちが食べている間もお客さんはぞくぞくとやって来ましたが，
順番待ちでいっぱいで，もしかしたらオーダーストップの時間になってしまうかも…と，
従業員さんが低調にお断りされている姿を何度も見ました。
すっごい人気なのですね。

札幌出発５時過ぎ，上野到着１０時過ぎ，と１７時間の列車の旅は，
長いだろうな…と思っていましたが，
ぐっすり眠れたこともあって，案外短く感じました（少なくとも，ＮＹ－成田間よりは…笑）。

車内ではトランプしたり，本を読んだりして過ごしましたが，
空はお父さんと一緒にあちこち見学に行ったりもしていて，
北斗星を満喫したようです。

…

ということで，今回の旅日記はこれでおしまいです。
（年内に終えられてよかった…笑。）

空がいなかったら乗ることもなかった北斗星。
超寒がりの私が行く気になることもなかった冬の北海道を
短期間ではありますが楽しむことができ，
いい旅でした。

来年も，空と一緒にたくさんお出かけできるといいな，と願いつつ，
皆さま，一年間お付き合いいただき，ありがとうございました。
どうぞよいお年をお迎えください。

コメント 2

北斗星に乗れたし、雪遊びもできた楽しい北海道旅行だったのですね！
空くんは幸せ者ですね～＾＾
親としては子供がテツなら乗らせてあげたい！と思っちゃいますよね。
今年も空くんのいろんな成長が見れましたね。
うちは相変わらず。。。だめだめですが・・・
来年もよろしくお願いいたします。＾＾
by さちぼん (2012-12-31 18:41) 

さちぼんさん，明けましておめでとうございます！
空ともども本年もよろしくお願いいたします♪
また，今年もりょうくんとほのたんの成長する姿を拝見するのを楽しみにしています。

空は行きたいところ，乗りたいもの，
いろいろ連れていってもらえて，幸せ者ですよね～。
（と，お父さんとも言ってます。）

細かいことを言えば，いろいろありますが，
空は今のところまっすぐ元気に育ってくれているので，
新年もこのまま大きくなってくれたら，と願っています。


by ぺち (2013-01-07 05:48)