ママ？

火曜日の夕方，空のエレクトーンレッスンの前にピアノのレッスンを受けているＨくんの妹Ｗちゃん。
現在２歳９カ月。

おしゃべりが上手で，私とＨくんママのＫさんがおしゃべりをしていると，
私の話も聞いてとばかりに割り込んできては，いろいろお話しようとしてくれます。

「Ｈがこれくらいの時は全然しゃべらなかったのに。」とＫさん。
「空もだよ。３歳になる直前になってようやくしゃべりだしたもん。」と私。

やっぱり女の子はお口が早いのかしらね…なんてお話している間も，
しきりに話しかけてくるＷちゃん。

…ん？

その時，気付きました。

Ｗちゃん，私のこと「ママ」って呼んでない？

Ｋさんも「そうみたいだね。」

ＷちゃんもＨくんも我が家同様，Ｋさんのことを「おかあさん」と呼んでいます。
だから，私たちに話かけてくる時も，ＷちゃんはＫさんには「おかあさん」と言います。
で，私に話しかける時には「ママ」なのです。

「私が『空くんのママ』ってＷに教えたのが『空くんの』が取れちゃったかな？」とＫさん。

そうかも…。

そう言えば，姪の凛がＷちゃんくらいの時（凛もお口が早かったなぁ…），
近所のお友達のお父さんのことを「パパ」と呼んでいた，という話を妹から聞きました。

妹一家も「おとうさん」「おかあさん」と呼ばせているので，
「パパ」＝「お父さん」ということがわからなかったらしく，
お友達が「パパ」と呼んでいるのを聞いて，
お友達のお父さん＝「パパ」と思ったのか，
お友達のお父さんの名前が「パパ」だと思ったのか。

その年上のお友達に「凛ちゃんのパパじゃないでしょ！」と言われても，
「パパだもん」と言い張っていたとか（笑）。
あの頃の凛は可愛かったなぁ…（←遠い目…いまや高２だもの…）

でも，空は私のこと「お母さん」と呼んでいて，それをＷちゃんも聞いている…。
ということは，「空くんのママ」の「空くんの」が取れちゃったというＫさん説が正解かな？

ちなみにＷちゃん，「そらくん」はちゃんと言えるので，
「そらくんの」が言えなくて省略しているわけではないと思います。

じゃあ，どうして取れちゃったんだろう？

ん～，やっぱり子どもの言葉って不思議で面白い。

そしてＷちゃんに「ママ」と呼ばれるのは，なかなかに気持ちいいことでもあります。
だって，Ｗちゃん，かわいいんだもん。