ひまわりと子犬の７日間

早いもので空の学校は今日が終了式。
学童も３月いっぱいでおしまい…。

どうしよう，どうしよう，と言ってる間に，春休みを迎えることになりました…どうしよう。

その話はとりあえず置いておいて。

昨日はお父さんがお仕事だったので，空と二人で久しぶりに映画を観に行きました。

『ひまわりと子犬の７日間』

保健所に勤めるお父さんは，保護された犬をなんとか殺処分しなくて済むよう，
里親探しをしたり，規則を破って保護期間を延長したり…そのために上司からいつも怒られてばかり。
お父さんの仕事がどういうものか知らない娘は，
里親探しを手伝っているのですが，ある時，お父さんの仕事を知ることになり…。
一方でお父さんは野犬の親子を保護するのですが，
母犬は子供を守るのに必死で，うなりたてるばかり…。
この母性の強い母犬に心を打たれたお父さんは，
なんとかこの母子を助けたいと思い…。

というお話。

ペットブームの陰で，人間のわがままで捨てられている犬たちがたくさんいること，
そんな人間のせいで「処分」されてしまう犬たち。

動物が好きで，元は動物園の飼育係だったお父さんのやるせない思いが，
しょぼくれた背中から伝わってきます。

母犬の悲しいお話も，
人間の醜いお話もありますが，
最後はじんわりする映画でした。
一所懸命は伝わるものなのですね。

空は終始泣きっぱなしだったようで，
隣で涙をぬぐってる姿がかわいらしかったです。

この春休みに親子で観るにはおすすめですよ。