長生きしてね♪

９月になりました。
二学期も本格的に始まったのに，夏休みのある日の会話から。

何の話をしていたのか忘れましたが，
仕事の後，実家に空を迎えに行った帰りの車中での話の中で，
空が言いました。

「じいじには１００歳まで生きていてほしいな～」

「そうなの？」

「うん！ 少なくとも僕が大人になるまでは生きていてほしいな～」

夏休みの半分近くをじいじと過ごした空。
いちばん空の言うことを聞いてくれて，
いちばん空に甘いのがじいじです。

他の人は，ばあばだって，おばちゃんだって，
「少しは一人で留守番できるようになりなさい」って言うけど，
じいじだけは，空が一緒にいたいだけ一緒にいさせてくれて，ニコニコしています。

だから空はじいじが大好きで，
時には，お母さんの次に好きなのがじいじになります（お父さんじゃなくて）。

「そうだね。じいじ，長生きしてほしいね。」と笑いながら言うと，
「うん」と嬉しそうに答えました。

そんな話を実家でしたら，
中３になった姪の桃には「１００歳なんてムリムリ！」とクールに言われ，
おばちゃんには「じゃあ，空がじいじの面倒みてね。」と言われ…。

それでも「長生きしてほしいもん。」と言っていた空。

まあ，優しい空だから，ちゃんと面倒みそうだけど（笑）。

もうすぐ敬老の日。

じいじには，空のその気持ちが何よりのプレゼントなのかもしれません。